見落としがちな「ベランダ防水」について
2019-11-12
機能性塗料って知ってる?
外装リフォームのメリットは、美観・保護・耐久性だけではありません。
塗料にも、様々な特徴を持つ「機能性塗料」があります。
「機能性塗料」とは、塗料に特別な効果が付け加えられたものを指します。
たとえば…遮熱・断熱性、防カビ・防藻・防苔性などなど様々な機能性塗料が開発されています。
今回、その機能性塗料の中の「防水塗料」を使った「防水塗装」についてお話します。
屋根、外壁だけじゃない!ベランダは大丈夫?
家を建ててから、そのままにしがちなベランダですが・・雨風に打たれて傷みがでてるかもしれません。
ベランダやバルコニーの防水の劣化状態は、外壁の劣化状態よりもさらに見落とされがちな場所ですが、
ベランダやバルコニーは雨漏りの発生が意外に多い場所なのです!
ベランダ防水をするタイミング時期は?
では、あなたのお家のベランダ防水をすべきなのは、どんなタイミングでどんな状態のときなのでしょうか?
近年、増え続けている豪雨に備えるためにも、この機会にあなたのお家のベランダの状態をチェックしてみましょう。
①塗装の膨れやはがれ
表面に膨れやはがれがある場合は、塗り替えが必要です。早めの塗り替えによって、防水層への傷みを防止します。
②水たまりがある、ひび割れが発生している
水たまりがある場合は、塗装が劣化しているか、勾配が適切にとられていないかです。
水が流れやすくなるように工事が必要です。
表面塗装のひび割れは塗り替えでOKですが、防水層までひび割れが発生している場合は、再度防水工事が必要です。
③ベランダの下に雨漏りがある
ベランダ下の部屋の天井に雨漏り跡などがある場合は、急を要します。
カビの発生や壁内部が腐食しないうち、直ちに防水工事を実施しましょう。
④築10年以上経過している
ベランダ防水の寿命は、新築や前回の防水工事から約10年だといわれており、
実は、お家の外壁・屋根の塗装を塗り替える時期もほぼ同じで、10年ごとに外壁塗装や屋根塗装をするのが一般的です。
ベランダ防水の種類について
ベランダ防水によく使われる防水工事は、一般的に2種類あります。
ウレタン防水とFRP防水です。
防水塗装には、ウレタン防水やFRP防水以外にも、シート防水、アスファルト防水という工法がありますが、
この2つはお家のベランダには向いておらず、屋上などによく使われる防水工法です。
シート防水・・・塩化ビニルやゴム製のシートを貼り付ける工法で、デコボコしている場所には不向き。
エアコンの室外機なども邪魔になってしまうので、あなたのお家のベランダに障害物がある場合は、
ベランダ防水には不向きでしょう。
アスファルト防水・・・セメント質のシートと液状のセメントを重ねて防水層を作る工法です。
防水性の高さは優れていますが、下地の動きに影響されやすいのでベランダのような不安定な箇所への施工は向いていません。
防水工事の施工工程って?
ベランダって洗濯物を干したり、日常使う場所なので工事をするにも
あなたのお家のベランダ防水をしたい場合、どのような工程で行われるのか気になりますよね。
最後に
今回は、ベランダの防水塗装についてまとめてきましたがあなたのお家のベランダはどうですか?
塗りかえ倶楽部では、1日で施工完了(診断・水洗い除く)の防水工事もご提案しております。
期間大幅短縮の工法で翌日から洗濯物も干せます。
無料診断はお電話、ホームページからお申込みいただけます。
どうぞお気軽にご連絡下さい。
〔今回のブログ担当:Hamada〕