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知っておきたい!窯業系サイディング材とはですよ!!

2020-10-29

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窯業系サイディング材とは

窯業系サイディングとは、ひと言でいえば窯で焼いた外壁ボードのことです。
セメントに繊維質や増量剤を混ぜて、板状にし、窯で焼く。そんな外壁ボードです。
サイディングとは、板状の外壁材の総称です。
サイディングには窯業系(ようぎょうけい)、樹脂系、木質系、金属系の4種類あります。
以前にも掲載しましたテーマですが、
今回、もうちょっとだけ詳しく窯業系(ようぎょうけい)サイディングについてご説明いたします!

種類

窯業系サイディング材の需要

さてさて、この窯業系サイディングですが、なんと現在の建築では、外壁の7割~8割が窯業系サイディングなんですね。
1980年代頃まではモルタルの外壁が主流でしたが、1990年代になると住まいが洋風になり、
デザイン性を持たせられる窯業系サイディングに需要が広がり始めました。

7割サイディング

窯業系サイディング材の成分

窯業系サイディングの成分ですが、主にセメントで出来ています。あとは繊維質や増量剤です。
内部はセメントで、表面に防水加工や、デザイン性を持たせたり、塗装しています。
そう、セメントですので、表面の防水加工が劣化するとセメント部分まで雨水などが染み込み、
内部まで劣化してしまいます。

サイディング内部

ですので、表面の劣化に対して塗装などのメンテナンスが必要になります。

メンテナンスは、およそ10年に一度位です。

さらに、まだまだメンテナンスが必要な個所が!!

コーキングのメンテナンスも必要

サイディングボードはその名の通りボード状ですので、コーキング材でつなぎ合わせて使います。
そう、コーキングはゴム状です。
ぶにょぶにょしており、経年劣化でぶにょぶにょが固くなり、やがてひび割れたり、剥がれたりします。
ですので、サイディングボードを使用した外壁は、
もれなくコーキングのメンテナンスも必要となります。
もし、サイディングボード耐久年数が高くても、コーキング部分が劣化していると
足場を組んでコーキングを打ち直すといったことになりますので、
家を建てる場合は、外壁ボードとコーキングのメンテナンスの事も考えるといいですね。

コーキング

窯業系サイディング材のバリエーション

サイディング種類

窯業系サイディングボードには様々なデザインがあります。
レンガ調、石調、木目調…
それはもう沢山あります。
ですので、補修出来ないほど外壁が割れるなど破損すると、割れた部分だけ変えようと思っても
廃版で手に入らない場合もあります。

また、サイディングをよく見てください。
1色だけではなく、様々な色がグラデーションになって使われていませんか?
高級感が出たり、おしゃれだったりしますね。
ただし、気を付けてください。
こんな多色のサイディングボードは、クリア塗装(透明な塗料で塗装)じゃないと質感が残せません。
たとえば白一色で塗装すると、石の質感が少々無くなったりします。
クリア塗装は下の質感を生かせますので、ぜひ劣化して塗装が剥げたり色褪せたりする前に

クリア塗装をして下さい。

最後に

さてさて、いかがでしたでしょうか。

一言、外壁といっても奥が深いのです。

まだまだ書ききれていないことは沢山あります。

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