塗装刷毛のはなし~毛の種類~
2017-09-14
塗装に欠かせないアイツの第二弾『毛の種類』
刷毛の様々な種類や神々しい歴史等を、揚々と休み休み説明していくシリーズ。
今回は第二弾『毛の種類』についてです。
前回は形状の種類を並べてみましたが、やっぱり刷毛って言うくらいですから、なんといっても『毛』が主役。
ものによっては、すごく柔らかい、ふあっふあの刷毛もあって思わず触りたくなるんで、
私なんかはいつでも触って心を落ち着かせるために、デスクのペン立てにふあっふあの刷毛を立ててるくらいです。(マジです)
しかし……
私はいつも何の毛を触ってるんだ?
という不安感は拭えません。
ここはハッキリさせないともう触れない!!!
ということで、毛の種類を、私のペン立てにある刷毛は一体なんの毛なんだということも含めて調べました。
● 馬毛
これが塗装刷毛に一番使われている王道の、王道毛です。
腰があって柔軟性・弾力性に富んでいる、うどんに例えるなら讃岐うどんのような毛です。
私、うどんは断然さぬき派なので、これを強くオススメします。
やっぱりコシは必要です。
耐薬品性に優れているので、油性塗料により向いていますが、
薬品だの油性だの、讃岐うどんにはさすがに例えられないのでスルーして次にいきます。
● 山羊毛
とにかく柔らかくてハケ目が残りにくいのが特長。
こっちは博多うどんです。(適当)
基本柔らかいんですが、その中にも種類がありまして、ヤンオという尻尾の毛は腰があって耐久性に富んでいるので高級刷毛に使用されます。
顔面をササササササッとやりたくなるのは背中の毛の方です。
● 豚毛
ご想像の通り、太い毛で腰が非常に強いのが豚毛。
でも意外に毛先は柔らかいんです。
表面は優しくて、根は強くて男らしい、ロールキャベツ男子的な、えっ?まさかの肉食系!?みたいな、二人きりになってビックリみたいな、そんな毛です。
● 化学繊維
人が作りし毛、化繊です。
この中に、PBT(ポリブチレンテレフタレート)・PP(ポリプロピレン)・PET(ポリエチレンテレフタレート)などなど様々な種類が含まれているわけです。
ちなみにこの3つなんかはセーターやフリース、パンツのストレッチ素材など衣類にもよく使われてますよ。
色々な種類があって、色々な特長があるんで、それを組み合わせることで色々対応できる刷毛が出来上がります。
この色々がほんと色々なんで、胸を張って割愛します!
● 人毛
人間の毛です。人間の毛
特長としては硬くて腰が強いようですが、ピンとこない方は、今自分に生えてる毛を触ってみると良いと思います。
漆には人毛が一番合っているらしいですよ。
人毛の中でも刷毛向きの毛というのがあるんですが、
それが海女さんの髪の毛。
海に入ってると油気が抜けるんで、塗料の含みが良くなるようです。
漆を塗りたい方にオススメですが、海女さん好きの男性にもおすすめです!
このほかにも、イタチ毛・羊毛・狸毛・植物なんかがあります。
種類が豊富なので用途に合わせて使い分けましょう。
私が愛でていた謎の毛の正体
そして、私のペン立てにある刷毛は何の毛かという最重要課題のことなのですが…
大塚刷毛製造株式会社の『花火』という名前のこの刷毛。
花火だけに大きくぶち上がって綺麗にまとめてくれることでしょう。
怖怖と大塚さんのカタログをめくって調べてみました。
結果は…
・
・
山羊毛!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普通!!!!
柔らかくてふあっふあだしそりゃ山羊毛ですよね!!!!
理想は
((( ええーっ!結果は豚毛ぇー!?一番太くてコシがあるのに!?「ふあっふあで柔らかい」!?「これで心を落ち着かせてる」!?豚で!?(≧∀≦)大爆笑!!!!)))
みたいな結果なんですが、現実はこんなものです。
おわりに
今回はこれまで。
最重要課題もクリアできましたし、私は満足です。
既にネタが尽きてきて、次回なにを書こうか状態なんですが、そこは奥が深い刷毛様がなんとかしてくれるでしょう。
ではまた次回。
【今回のブログ担当:noma】