塗装用ローラーのはなし~サイズを選ぶの巻~
2024-08-28
塗装用具界のエース ローラーのはなしをする
刷毛を終えたから今度はローラー!!!!
と思いながら約半年が経とうとしています。
ここで遂にローラーブログに着手しようと思います。
一番古い歴史を持っている刷毛ですが、
今現在の塗装用具で使われてるランキング堂々1位のローラー様を無視するわけにはいかんのです。
刷毛君ごめんね…
私はいま、人気者のローラー様のことしか考えられない。
ローラー塗りを選択するメリット
塗装は主に、刷毛・ローラー・吹き付け(専用器具で霧状にして吹きつける方法)で行います。
そのなかでも一番使用する機会が多いのがローラーです。
ローラー塗りは、刷毛塗りよりも簡単で、広い面でも時間がかからないのが良いところ。
時短で言えばもちろん吹き付けが一番早く、広い面でも楽に塗れるんですが、吹き付けは塗料を霧状にするので、周囲への飛散が問題点。
それに、意外と難しくてムラが出来やすいっていうデメリット付き。
もちろん信頼が出来て、そのうえ最新型の低飛散スプレー機器使ってまっせ!
って業者さんにならお任せしても良いですが、まずそもそも自分では使えませんよね。
ということで、それなりに楽でそれなりに簡単で綺麗に塗れる、
というバランス型のローラー塗りが、プロの方でも素人の方でも一般的に広く使われる方法となっているわけです。
ただローラー塗りにもデメリットはありますよ。
サイズの多さとか。
塗装面に合わせてローラーとローラーハンドルをいちいち買わなきゃ~ってなるので。
あと、素人でも簡単なぶん、道具のレベルがそのまま塗装に出てしまいます。
良い道具を使えば問題ありませんが、手入れを怠って劣化してしまったものを使うと、その結果が仕上がりに如実に出てしまうことになります。
ローラーのサイズ選び
ローラーには、長さ・内径・毛丈の3つのサイズがあります。
長さのサイズ
長さは、インチ(inch)で表記されています。
1inchが25.4mmなので、7inchだと約177mmになります。
大きいサイズのローラーは広い面積を塗るのに適していますが、
このローラーに塗料を含ませると片手でくるくる作業するには結構な重さになるので、
慣れていない方にはミドルサイズかスモールサイズがおすすめ。
長さでいうと、中間の6~7inchくらいが扱いやすいですかね。
内径のサイズ
内径は
スモールサイズが約16.5φ
ミドルサイズが約26φ
レギュラーサイズが約38φ
です。
スモールサイズは小さい面積に適していますが、
軽さや扱いやすさから力に自信のない女性やお子様には広めの塗装面の場合でも好まれます。
大きめのレギュラーサイズは広い面積を素早く塗装。
ミドルがその中間となっているので、結構色んな塗装面に向いてたりします。
毛丈のサイズ
次に毛の長さを選びましょう。
一般的に、長毛・中毛・短毛に分かれていまして、
長毛は20mm~
中毛は13mm前後
短毛は~8mm
となっています。
毛丈は長いほど広い面積を早く塗れるのですが、短い方がキメの細かい仕上がりになります。
凹凸のある塗装面には中毛~長毛を選ぶと、凹んだ部分にも塗料が行き渡りやすいのでおすすめです。
ローラーを買う時のその他諸々
ローラーのサイズを選んだら一緒にローラーハンドルも買っちゃってください。
一般的にハンドルとローラーは別売りです。
(一体型もありますが、ローラーは使い捨てになる場合も多いので取り外せる別売りタイプが良いです)
ローラーハンドルにもサイズがあり、スモール・ミドル・レギュラーがあるかと思います。
ここはローラーに合ったサイズを購入してください。
初めてローラー塗装をする時には、塗料を入れるローラーバケットも忘れずに!
これがないと、せっかく塗料もローラーもハンドルも揃っているのに
何も出来ねぇ…ってことになります。
こういう地味なものが無くて作業できず今日諦めるってのが一番悔しいですからね。
タバコあるのにライター見つからない状態です。
発狂しそうです。
ローラー情報まだある、次回につづく
今回はローラーのサイズ選びで終わってしまいました。
次回以降、ローラーの種類や塗り方なんかを更新できればいいなと思ってはいます。
が、気が変わるかもしれません。
今更になって勝手なのは分かっていますが、
刷毛君が頭にチラついて離れてくれないんです。
ローラー様と刷毛君の間で揺れ動く私の今後の展開も見逃さないでください。
【 今回のブログ担当:noma 】