水性ペンキの準備の仕方
2019-02-15
水性ペンキはよく混ぜること!
なぜ混ぜる必要があるかって?
それは・・・
水性ペンキのほとんどがエマルションペイントと呼ばれるものですが、
その液体中に顔料や樹脂の成分が浮遊しているのです。
これらの成分は水より重く、長期間置いておくと沈殿することがあります。
この顔料と樹脂などを水と均一に混ぜることがとっても重要になります!
水性ペンキを使うにあたって最重要事項といっても過言ではありません!
準備の手順
それでは準備の手順です。
ペンキの準備なんていらないでしょ!ペンキ缶に直接ハケをつけてペイントしたらいいじゃない!
と思ったあなた!ペンキ缶に直接ハケをつけるとごみがペンキ缶に入り込んで、
次回の使用時にペンキの品質が落ちることもあるので
別容器に一度移しかえてペイントする方がよいでしょう。
STEP1 よく振る
フタがしっかりと閉まっていることを確認して(万が一閉まってないと大惨事です!)
上下に30秒ほどよく振ります。
STEP2 逆さまにしてよく振る
逆さまにして振ることで、沈殿していた成分がよく混ざるようになります。
フタを押さえながらこれまた30秒ほど振りましょう。
STEP3 フタを開ける
缶オープナーやマイナスドライバーでフタを開けます。
複数個所で少しずつ開けるとフタが曲がったりするのを防げますよ。
STEP4 缶のふちの溝に詰め物をする
缶のふちに溝がある容器は、注ぐ前に、キッチンペーパーなどで詰め物をすると
溝にペンキがたまることなく拭き取りが楽です。
STEP5 プラカップなどに移す
プラカップに適量移します。
STEP6 ふちについたペンキを拭き取る
フタや缶のふちについたペンキを拭き取りましょう。そのままにすると、
次に使うときに固まってしまいます。
STEP7 フタを閉める
ペンキの容器を床などに置いて、ふちの方に両手で体重をかけしっかりとフタを閉めます。
STEP8 一度逆さまにする
フタが閉まっていることを確認したら、一度逆さまに!
フタと容器の小さなすき間がペンキで埋まり密閉性が上がります。
最後に
どうですか?めんどくさいなぁ~やってられないよ・・というほどの事もないでしょう?
この手順をしっかりしておくと、ペンキは塗りやすくなるし
次回、使うときに缶が開かない!というイライラもなくいいことづくしですよ!
それでは より良いペイントライフを !
(ブログ担当:hamada)