外壁塗装のオススメ季節っていつ?
2017-07-12
「そろそろ外壁の塗り替えをしよう」となった時に、どの季節にするのがいいのかという疑問がでてくると思います。
そういったお悩みを解決するために季節ごとのメリットデメリットをご紹介していきます。
塗り替えの時期は気温と湿度に注目
基本的に外壁塗装はいつでもできます。
しかし気温が5度以下、湿度が85%以上の時はできないのです。
その他にも強風の時は風に運ばれてきたゴミや塩分が塗膜に付着することから工事しないこともあります。
これらのことから春~秋がオススメとなりますが、他の季節にしない方がいいかというと、そうとは限りません。
そこで、季節ごとのメリット、デメリットをご説明いたします。
春
メリット
春は、塗装がしやすい環境が整っていて、気温も湿度もいい日が続くときはとてもベストです。
空気が乾燥しているので塗料の乾燥時間が短く、塗膜の硬化が早くなります。
デメリット
春は、塗装業者からも、塗り替えを検討している人からも人気の季節なので、希望通りの日程で施工できない可能性も高くなります。
そして、三寒四温(さんかんしおん)と言われるように、天気が変わりやすい季節でもあります。
また、黄砂が飛んでくる季節でもあります。
梅雨
メリット
業者にもよりますが、比較的予約が空いていたり、価格などが安くなったりします。
なので、人気の季節よりお得な場合もあります。
デメリット
乾燥していれば気化するのでそれほど気にならないんですが、梅雨のような湿度が多い時期は臭いがなかなか抜けきれない傾向があります。
そして、雨が降り作業ができなくなるので施工期間が長くなる場合もあります。
夏
メリット
塗料の乾燥が早くて、気温が高いので塗料が伸びやすくスムーズに作業できます。
雨が続くこともないので、大幅な工期の遅れはほとんどありません。
デメリット
外壁塗装の最中は窓を閉めきる必要があります。
エアコンの室外機なども養生する必要がある場合には、部屋はとても暑く、まず家にいれない状況になります。
また、業者の方も日中に屋根などに登れないので朝の早い時間や夕方に作業する場合があります。
秋
メリット
秋も春と同じで湿度が低く、空気が乾燥しているため塗料が乾きやすく、作業がスムーズに進みます。
気温も下がり、過ごしやすい気候になるため、窓を締めきった室内でも無理なく過ごすことができ、塗装業者も作業しやすいです。
デメリット
9月~10月にかけて台風シーズンになりますので、天候が不安定で工事がストップしてしまい、工事期間が延びることもあります。
そして、東北や北海道などの地域の方は晩秋になるとすでに低温や雪の影響があり工事ができなくなる可能性があるので注意する必要があります。
冬
メリット
外壁塗装の場合、飛散防止ネットを張るので窓を閉めきっていることが多くなります。
冬場は窓を閉めきっていてもあまり支障がないので塗り替えの時期としてはオススメです。
デメリット
気温が低いので塗料が凍結した時に塗膜性能が落ち、塗料の粘度が高くなり伸びが悪くなります。
また、日照時間が短いため、他の季節に比べて作業できる時間が限られてくるほか、乾燥に時間がかかります。
一番オススメな外壁塗装の季節は、、、
上に説明したように、どの季節も一長一短あります。
日常の生活ペースや行事なども考慮して、窓を閉め切っていてもいい時期や
工事期間などを考えて、施工業者さんと相談してみるのが1番だと思います。
ただ、塗料は気温や湿度によって微妙に希釈割合を変えたりしますので、
そういった塩梅のわかる熟練した職人さんのいる塗装業者さんにお願いしてくださいね。
外装塗りかえで不安なことや疑問に思うことなどはお問合せフォームよりお気軽にご相談下さい。
私たち『塗りかえ俱楽部』がお答えいたします。