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外壁塗装の費用って一体いくらかかるの?

2018-05-21

外壁塗装の費用

「ご近所さんが塗り替えしてキレイになっていいなぁ~」
「ウチもそろそろ塗り替えしなきゃなー」
・・・
「でも、一体いくらかかるんだろう???」

ってようなことは、マイホームをもって10年近く経つ方の多くが思うことではないでしょうか。

マイホームをもったら、いつかはメンテナンス・修繕費等がかかるとわかっていても、
どのくらいの費用が必要になるのかわかっておかないと、心の準備もお金の準備もできませんよね。

というわけで、今日は外壁塗装にかかる費用についてお話してみようと思います。

外壁塗装って一体いくらかかるの?

スーパーなどで売っている商品のように、定価○○円です。今日は特売で△△円ですよ!!

と一言で言い切ることができないのが、外壁塗装の価格です。

そうです。外壁塗装には定価がないのです。

なぜかというと、家の素材や劣化状態、周辺環境、お客様の考え方など全てが全く同じではなく

1軒1軒に合ったフルオーダーメイドで外壁塗装をするからなんです。

マイホームの外壁面積を知ってますか?

やっぱり塗り替える部分の面積は金額に大きく影響します。

だけど、マイホームの外壁面積を知っている人ってほとんどいないのではないでしょうか?(私も知りません。。)

たまに、『1坪○○円で外壁塗装します』といったような広告を目にしますが、

坪数は地面に対して水平な面積なのに対して、外壁面積は垂直な面積なので、

「我が家は△△坪だから~」と単純計算はできないのですよね、本来は。

坪数と外壁面積

だけど、だけど、そんなこと言ったって、「坪数しかわからないし!!」っていう方に、

実は坪数から外壁面積を求める計算式があるんです。

あくまで、一般的な大まかな目安としての数字ですけどね、

総坪数×3.3(㎡)×1.2(係数:1.1~1.7) で求められます。

「え!?総坪数も知らないんだけど、、」って方は、固定資産税納付書などに建物の延床面積が記載されていると思うので、

延床面積(㎡)×1.2(係数:1.1~1.7) でも求められます。

あくまで、目安ですよ、目安

実際に塗り替えの見積を出してもらうときは、業者さんに実測してもらったり、建築時の図面を確認してくださいね。

どんな塗料を塗るのか?

塗りたいところの大体の面積がわかったところで、次はどんな塗料を塗るのかが、とっても大切です。

塗料については、今までブログ内でもいろいろと書いてきていますが、塗料に使われる樹脂の種類によって金額が大きく変わってきます。

塗料グラフ

コストと耐久性のバランスを考えたり、こらからのメンテナンスサイクルなどを考えて、どの塗料を使うか決めていきたいですね。

金額の目安としては、1㎡あたり

フッ素塗料で4,000円台半ば~後半
ラジカル制御塗料で3,000円台後半
シリコン塗料で3,000円台

くらいで計算してみると大体の相場感かと思います。(実際は、塗料の種類によって異なります。)

これで、外壁面積×塗料代で、大体の外壁塗装費用が出そうですね。

しかし、外壁塗装にかかる費用はこれだけではないんですよ。

ほかにもかかる費用いろいろ

外壁塗装にかかる費用は単純に外壁の塗装代だけではないんです。

まず、高所を作業するために、足場を組む必要があります。

この足場代に結構な費用がかかるんですよね!

家の形状や立地条件によっても異なりますが、30坪の住宅で10万円以上かかってきます。

弊社で扱うことの多い50坪前後の住宅になると15万円~25万円くらいかかるケースも多いです。

短サイクルで塗替えをお考えの方は、毎回この費用がかかることも頭に入れておいてくださいね。

そして、塗料の飛散防止のためネットや養生も必要になります。

さらに、塗装前には、塗料の付着をよくするために通常、高圧水洗浄も行います。

ひび割れ等補修箇所があれば、補修もします。

木部や金属部ではケレン(汚れ・サビ・旧塗膜等を落とす作業)も必要になります。

サイディング外壁では、シーリングの打ち増しまたは打ち替えが必要な場合が多いです。

また、外壁だけでなく付帯部も塗装が必要になります。

付帯部には「知っておきたい!!各部位の名前~戸建住宅の外観編~」でもお伝えしたように、
下の図のようなものがあります。

住まいの各部位の名称

金額だけで施工業者を選ばないで!

お金の話をしていると、だんだん頭が痛くなってきましたね。。。

でも、これが現実なのです。

費用がかかることなので、少しでも安い業者に!!と思うのが人間の心理ですよね。

けれど、安いところには安いなりの理由があります。

品質の悪い塗料をさらに規定量よりも薄めて、塗り回数も少なくするという悪徳業者もいます。

そいういった悪徳業者にひっかからないように、

金額だけで飛びつかず、しっかりとご自身で塗替えプランを練って、納得のいくまで施工会社さんと話し合ってくださいね。

せっかく塗り替えるなら、一時の美観だけでなく耐久性のある塗料でしっかりと施工してほしいと思います。

このブログを読んでくれた皆様がよい塗装会社に出会い、よい塗替え工事をできますように。

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【今回のブログ担当:nog】


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