日本の外壁塗装のはじまりって?
2020-06-02
塗装技術っていつからあったの?
こんにちは。今日は日本の外壁塗装のはじまりのお話をしましょう。
まずは、外壁塗装ってなぜするのか?ということですが・・・
外壁は雨風など晒されたり、汚れが付着すると、少しずつ劣化していきます。
劣化が進むと、見た目だけではなく家の構造まで影響を及ぼすようになります。
それを改善するのが外壁塗装です。
日本では仏教とともに漆塗りの技術が伝わったとされています。
それからお寺などの装飾を腐食を防ぐために塗装するようになったのですね。
しかし、日本の建築物は土壁、板壁、草壁で出来ており外壁を塗装をすることはあまりなかったようです。
外壁塗装はいつ頃はじまったのでしょうか?
では、外壁塗装はいつ頃からはじまったのでしょうか?
先ほどもお話したとおり、土壁などが主流の日本家屋は白壁など非常に手間と時間が
かかるものだったので徐々にモルタル塗りの壁やパネル貼りの壁に変わってきたようです。
現在、わたしたちが「塗料」と呼んでいるもののほとんどは明治時代以降の洋式塗料で
日本で初めての塗装建物ができたのも明治になってからだそうです。
洋式塗料はどうやって広まったの?
洋式塗料の国産化は化学技術者である茂木重次郎という方が亜鉛華塗料の製造を研究し
明治14年に、日本初の洋式塗料工場「光明社」を設立したことから始まります。
この光明社が現在の日本ペイントの前身だそうです。
現在も耐久性の高いものや高機能なも塗料の開発が盛んですが
ここから日本の外壁塗装技術は進化し続けているのですね。
最後に
いかがでしたか?
現在の外壁塗装は洋式塗料の伝来から発展していったのですね。
開発当初の塗料は乾性油や天然樹脂を使用していたため、乾燥に時間がかかり、耐候性にも優れていなかったと言われています。
その後、様々な技術の発展や、塗料の開発・改良がなされ、徐々に質の良い塗料が作られていきます。
現在では遮熱や断熱塗料など、住宅の環境に合わせた数多くの塗料が誕生しています。
塗りかえに使用する塗料は、家の環境や地域によっても、使用した方が良い塗料というのは変わります。
使っていい塗料、使ってはいけない塗料もありますし、
塗装や補修の方法も家によって異なってきます。
まずは我が家の状態チェックをしてみましょう!
塗りかえ倶楽部では、無料診断もおこなっています。
お電話、ホームページからお申込みいただけます。
どうぞお気軽にご連絡下さい。
〔今回のブログ担当:Hamada〕