知っておきたい!基礎って塗るの?ですよ!!
2019-11-05
基礎部分、分かりますか?
こんにちは。今回は住宅の「基礎部分」についてでございます。
まず始めに、基礎部分がどこが分かりますでしょうか。
知らないな、という方も写真をみると分かるかもしれません。
ここです。
「あー、ここか」という方も多いかと思います。
住まいの土台、コンクリートの部分です。
ここが基礎ですね。
基礎が見えている住まいは多いかと思います。
そしてほぼ、コンクリートのグレーですね。
基礎の塗装は?
さてさて、外装塗装というと大体は、「外壁」 「屋根」 「雨どいとかのその他」
くらいが思い浮かぶのではないでしょうか。
基礎部分は基本的に外装塗装には含まれないのことが多いのですが、
「基礎部分を塗って欲しい」というご要望は、ぜひ施工店までご相談ください。
専用の塗料もありますし、ひび割れなどで補修が必要な場合もあります。
基礎部分も見積もりに入っているかと思ったら、対象外だった!ということが無いように、
事前の打合せの際には注意が必要です。
どうやって塗装するの?
基礎部分も月日が経つと汚れや劣化が見られます。
外装塗装をして屋根や外壁が綺麗になっても、基礎部分が汚れていると
上部分が綺麗な分、下の汚れが逆に目立ってしまったりします。
それでは基礎部部はどのような塗装の種類があるのでしょうか。
基礎が汚れだけの場合
基礎が汚れだけの場合は、基礎用塗料がございますのでこれで塗装したり、
水を吸わないように吸収防止剤を塗布したり、
シーラー(下塗り材)をして、トップコート(コーティング)を塗布したり。
いくつか施工方法や塗料にも種類がございますので、
これも打合せが必要ですね。
ひび割れている場合
基礎がひび割れている場合は、劣化具合にもよりますが、
ひび部分の補修をしてからの塗装となります。
ひび割れは、基礎の強度の低下にもつながりますので、
深刻な状況になる前の早めの対処が必要です。
基礎でやってはダメな塗装は?
塗料にも種類がありますので、場所によっては使ってはいけない塗料というのもあります。
基礎やコンクリート部分と、軒天(のきてん)に塗装する場合、
弾性塗料(だんせいとりょう)は使用しないで下さい。
弾性塗料(だんせいとりょう)の特徴はゴムのように伸びることです。
びよーんと伸びますので、コンクリートに塗布した場合、
コンクリートから水が染み出すと塗膜の内側に水が溜まり、
水が無くなっても塗膜は伸びたまま元には戻りません。
なので!基礎やコンクリート部分と、軒天(のきてん)には弾性塗料は厳禁です。
図で解説するとこんなプロセスです。
最後に
使っていい塗料、使ってはいけない塗料もありますし、
塗装や補修の方法も家によって異なってきます。
まずは我が家の状態チェックです。
塗りかえ倶楽部では、無料診断をしていただくと、診断結果をレポートにしてご提出しております。
レポートは、家の各部位ごとに写真を撮り、それぞれコメントや劣化具合をチャートにしてご提出しております。
まるっとひと目で分かりやすいです。
無料診断はお電話、ホームページからお申込みいただけます。
どうぞお気軽にご連絡下さい。
[ 今回のブログ担当 : MIYASHITA ]