え?そうなの?!こんな症状にご注意を!(3)
2023-12-18
外壁は365日雨や風にさらされており、劣化していきます。
劣化症状といえば、ひび割れ、はがれ、チョーキング現象、藻・カビなどの汚れが付きます。
その中でも今回はチョーキング現象のお話をします。
ご自身のお住いの状況は?
外壁・屋根は後回しにしがちではないでしょうか?
「まだ大丈夫」「そんなに気にならない」という方も是非ご参考に!!
こんな症状があれば塗り替えを検討してほしい!という内容をご紹介います。
チョーキング現象とは?
チョーキング現象とは白亜化現象ともいい、外壁の汚れではなく
外壁塗装が塗膜劣化(塗料を守る膜の劣化)すると起こる劣化症状の1つで、
症状としては外壁を触ると手に粉がつきます。
この粉は劣化した塗料がはがれ落ちたもので、そのままにしておくと外壁が直接水を吸い、カビや苔の原因になります。
チョーキング現象の原因は?
チョーキング現象の原因は劣化です。
毎日太陽からの光や熱、雨や風、砂によって外壁が劣化しているからです。
一度チョーキング現象になってしまったら、勝手に直ることはなく、悪化していく一方です。
どのような仕組み?
外壁や屋根に塗る塗料の成分は、色などをつける「顔料」外壁や顔料を保護して美観や機能を守る「樹脂」
その2つがうまく機能し塗りやすくする「添加剤」の3つで構成されています。
チョーキング現象の原因の1つである顔料は、最初から塗料のようにとろとろの物体ではなく、
下記の写真のような粉できており、そこに水を混ぜ塗っていきます。
外壁塗装用の塗料の場合は水以外に樹脂と添加剤を混ぜます。
毎日紫外線等が当たり、塗膜を保護していた樹脂は分解していき、劣化していきます。
保護する役割の樹脂や安定させてくれていた添加物が分解してしまうと、顔料がむき出しになり顔料も劣化し、
粉に戻りチョーキング現象となります。
確認方法は?
☑手で触って粉が付くか確かめる
実際に外壁を触り粉が付けばチョーキング現象が起こっています。
少しの粉が付くくらいならすぐに塗装する心配はないが、たくさん粉が付く場合は塗装が必要になります。
☑水をかけて変色するか
外壁に水をかけ、変色が確認できた場合は、防水性が落ちている証拠です。
チョーキング現象を確認したら、早めに外壁の塗り替えを検討することをオススメします。
チョーキング現象を発見したら?
チョーキング現象を発見したら、外壁塗装を行っている業者にお願いしましょう!
そのまま放置していると、先ほどもご説明させていただいたように
水が入りカビが発生したりします。そうなると、大きな工事になってしまいます。
なので、速やかに業者にお願いしたいところですが、信頼できる業者か見極めるのは難しいと思います。
業者の中には、悪徳業者や強引な訪問業者などが
「チョーキング現象はそのままにしておくと壁が崩れます。」などと噓を言う可能性もあります。
しっかり話を聞きご自身も正しい知識を身につけ、悪徳業者などの手口に引っかからないように注意し
自分の納得のいく業者に決めましょう!
チョーキング現象は、早めの相談・塗りかえをオススメします。
もし、不安になっている等がございましたらご相談下さい(^▽^)
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