下地の重要性
2023-11-17
仕上げを左右する外壁塗装の下地調整
外壁の材質や状況によって、塗料の「材料」や「処理方法」にも様々な選択肢がありますが、美しく長持ちする塗装に仕上げるには、仕上げ塗装の前に下地調整と呼ばれる工程がとても重要になってきます。
一見、見落とされがちな下地調整ですが、それをせずに劣化したままの状態から塗料を上塗りすると、表面的には綺麗に見えるものの、長期的に見ると「住まいの保護」という意味では役目を果たしていないことになります。
自宅の劣化や大幅補修にもつながる問題を防ぐためにも丁寧な下地調整が必須となってきます。
下地調整とは
まず、壁面をきれいに洗浄し、細かい欠損やひび割れを埋め、さらに仕上げの塗料が密着しやすいようにシーラーやフィーラーと呼ばれるものを下塗りします。
シーラー |
外壁材や屋根材などに一番最初に塗るもので、 その後に塗る塗料との密着性を高めます。 |
フィーラー |
下地のひび割れや凹凸を埋め、下地を調整します。 セメント系・樹脂系などが一般的でシーラー機能を兼ね備えているものもあります。 |
外壁塗装は何年に一度行うべき?
外壁塗装の耐用年数は、約8〜20年。 新築直後であれば30年ほどもつ外壁材もありますが、 中にはアクリル塗料のように10年もたないものもあるので寿命年数はあくまでも目安として考え、信頼できる業者に一度、診断を依頼することが一番の近道です。
お住まいの地域によって環境も違えば、塗料の種類によっても劣化の進行速度は異なります。
万が一、サビやヒビ割れなど外壁に目で見える劣化がある場合は、なるべく早く修理を依頼することが大切です。
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